バンコクマラソンは、二度と走らないかな
バンコクマラソン2022に参戦してきましたが、二度と走らなくてもいいかな、と思うほどの大会でした。
そこで今回は、バンコクマラソンに参戦する前に知っておきたい情報や、実際に参加した際の受付やコースについて、僕が体験したことを紹介します。
皆さんが次回の大会にエントリーするか、その判断の参考にしてください。
EXPO会場でマラソン受付
バンコクマラソンの受付は、マラソン当日の3日前から開催されているEXPO会場で行われます。
ただ、このEXPO会場が分かりづらい。
BTSナショナルスタジアム駅からさほど遠くない会場なのですが、現地での案内は一切なく、公式サイトで公開されている簡素な地図を頼りに向かうしかありません。
初めて来る外国人のために、せめてGoogleMapのピンのURLは付けてもらいたいものです。
初めての人は、事前にしっかりと場所を確認しておくことをおすすめします。
EXPO会場の中に入ると、手前にスポーツ用品や関連グッツの販売ブースが並び、奥側にマラソンの受付のブースが並んでいます。
僕は、事前に自分のゼッケン番号が分かっていたのですが、該当する番号が書かれたブースではなく、「GOTO RACE」と書かれているブースで受け付けになります。
外国人だからなのかな?と思いつつ、エントリーを済ませ、ゼッケンと記念のTシャツを受け取りました。
次にゼッケンを持って、「CHECK TAG」と書かれたブースに行き、ゼッケンに付着しているICタグを登録して受付が完了します。
EXPO会場内には、マラソン受付のための導線案内が無く、フロアのガイドも数人しかいません。
僕は2回も間違ったブースに並んでしまい、その度に不自由な英語で正しいブースを尋ねることになってしまいました。
ミニマラソンを走ったけど
マラソン当日の朝3時、アソークの交差点からタクシーでマラソン会場(王宮エリア)へ。
エントリーしたミニマラソン(10.55Km)の部門は、4時30分スタートです。
当然まだ夜が明けていません。
王宮内の建物や、王宮前広場の街路樹がライトアップされていて、幻想的な雰囲気が漂っていました。その横を走るのは雰囲気があって、これは良かったです。
ミニマラソンのコースは、3km付近から高速道路に入ります。
そしてここから道が暗くなり、また道幅も狭くなって一気にランナーの密集度が上がります。
はっきり言って、走るには危険なレベルの暗さと密集度合いです。
何人ものランナーが、スマホのライトで足元を照らしながら歩いていました。
7Km付近で高速道路のコースが終わり、やっと走りやすくなると思ったら、ハーフマラソン後方のランナーや、マイクロマラソン(5km)部門のランナーとの合流で、またもランナー渋滞の発生です。
マイクロマラソン部門のランナーは、なぜが誰も走っておらず、皆さん楽しそうに歩いていました。
そんなランナー渋滞の人込みをかき分けて走るのは、かなり大変です。
すぐに諦めて、歩くことにしました。
制限時間の午前6時を大きく超えてゴール。
もともとタイムは気にしていなかったけど、それにしてもひどい記録でした。
ゴール後には、完走メダルが貰えます。
やはり誘導とかはなくて、水が欲しくてウロウロしていたら、たまたまメダルを配っている一角にたどり着きました。
水は、ゴールから100mほど先のブースで貰えました。
まぁ普通は、ゴールしたらすぐに水かスポーツ飲料が貰えるよね。まして暑いタイでの大会なんだし。
ミニマラソンのコースが変わってる
さて僕が走ったミニマラソンの部門は、コースが変更されていました。
当初は高速道路を走らないコースだったのですが、いつの間に変わっていました。
ちなみに、最新のコース図でも、高速道路はチャオプラヤ川の手前で折り返すことになっていますが、実際はチャオプラヤ川を越えた1km先で折り返しました。
これがタイクオリティなのかなぁ・・・。
走り終えての感想
今回のバンコクマラソンは、僕が走ったマラソン大会の中で、最低の大会でした。
日本国内の大会との比較だけでなく、僕が走ったタイのアユタヤマラソンやパタヤマラソンと比べても、比較にならないほどダメダメな大会でした。
ランナーが安全かつ快適に走るための、最低限の配所はしてもらいた。タイを代表するようなマラソン大会なんだから。
大会ホスピタリティも、この記事に書いた受付やゴール後の誘導だけでなく、大会全体にランナーへの配慮が全く感じられませんでした。
もう一度言います。ランナーが安全かつ快適に走るための、最低限の配慮をしてください。
マラソン大会ではなくて、ただのスポーツイベントだと感じてしまいまいた。
あくまで僕個人の感想です。
バンコクマラソンを走った方で、違う感想をお持ちの方もいると思いますので、皆さんはそちらの感想も聞いたうえで、2023年の大会にエントリーするかご判断ください。
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