購入したZIPAIRの料金を公開
この記事は、2022年8月に投稿したものです。
航空券に関する最新の投稿は「【2023年4月】パタヤへ行くならベトナム航空が安くて効率的だった」です。
LCCの料金
LLCの航空券を購入して、「なんか料金がわかりづらいな」とか「思ってたより高かったな」と感じたことありませんか?
LCCの料金は、はっきり言って分かりづらい。
運賃以外の具体的の費用の案内が無くて、支払いの直前でいきなり表示されるサイトもある。
ZIPAIRでタイへ行こう-東京-バンコク片道12,500円~
Googleで検索すると、今(2022年8月18日)でもこんな広告が上位に表示されます。
これを見て、往復25,000でタイに行けると思ってはダメです。
残念ながら、この価格では買えません。多くの人は、この2倍以上のお金が必要です。
この記事では、僕が秋にタイへ行くためにの購入した、ZIPIAIRの料金を公開します。
これからZIPAIRで航空券を買う人の、参考になればと思います。
なお実際の搭乗レポートは、別記事「初めてのZipAir搭乗」をアップしていますので、そちらもご覧いただけると嬉しいです。
購入金額
僕が購入したのは、10月下旬に出国し11月下旬に帰国する、ZIPAIRの航空券です。
7月中旬に購入しました。
表中の「SP」は、機内食や座席指定等のサービスのパッケージ料金です。
往路 | 復路 | |
---|---|---|
運賃 | 15,400 | 25,160 |
諸税 | 3,863 | 3,044 |
SP | 5,600 | 7,032 |
合計 | 24,863 | 35,256 |
総合計:60,099円
運賃について
ZIPIAIRのサイトで知ることの出来る具体的な料金は、この運賃だけです。
諸税やサービスパッケージの料金は、購入してみないと分かりません。
ZIPIAIRだけでなく、他のLCCも似たり寄ったりで、LCCの料金が分かりづらい一番の原因は、まさにコレです。
僕は、5月頃からZIPIAIRのサイトで料金をチェックしていました。
僕が見た中で運賃の最安値は、たぶん13,800円。
この頃は既に、広告にある12,500円の航空券は、売り切れていました。
ZIPAIRは年に2回、秋冬便と春夏便に分けて、航空券の販売を開始します。
広告にある最安値の運賃は、おそらく販売日当日に完売しているだろうと思います。
僕が購入した往路15,400の運賃は、十分に安価だったと思っています。
復路は、購入2日前のチェックでは、5,000円以上安価な運賃が残っていましたが、時すでに遅しでした。
諸税について
諸税は、基本的に搭乗日や予約タイミングでは変わりません。
「基本的に」としたのは、タイ国やタイの施設に支払う諸税は、為替レートの影響で微妙に変動するからです。
僕の購入のうち、往路の203円分と、復路の全額3,044がタイの諸税です。
日本の諸税は往路だけです。そのうち成田空港の旅客施設利用料が2,130円を占めます。
同じ成田空港でも第3ターミナル発着だと、旅客施設利用料は1,040円。
ZIPAIRは、LCCだけど第2ターミナルを使っていることが分かります。
回答します
ここで「ZIPAIRならバンコクまでいくらで往復できるの」の回答をします。
運良く往復の両方を最安値に近い運賃で購入できたとして、往復の運賃は約3万円。
それに諸税の約7千円を加えても、約4万円でタイに行けます。
「ZIPAIRでタイへ行こう-東京-バンコク片道12,500円~」の広告に飛びついた人でも、
4万円なら、諸税は別物と割り切れれば、まぁ許せる範囲の価格でしょう。
しかし現実は、僕が往路で買えた運賃も、とっくに売り切れています。
2022年秋以降にタイへ行く場合、実際の往復航空券の費用は、諸税込みで約6万円と思うのが妥当でしょう。
もちろん、年末年始の繁忙期を外すのが前提です。
SP(サービスパッケージ)について
フルサービスキャリアでは無料(運賃に包含)になっている、座席制定とか荷物預けなんかの料金が、LCCでは別料金になります。
これがLCCの料金の分かりづらさの、2番目の原因です。
ZIPAIRのサービスパッケージとは、複数の有料サービスのセット販売のことです。
僕は、事前座席指定、23Kgまでの受取荷物、機内食のセットを購入しました。
機内食は不要だったけど、座席指定と受取荷物を個別に購入するのと、ほとんど料金差が無かったのでセットを選びました。
さて、往復とも同じサービスパッケージを購入したはずなのに、料金が違っています。
どうやら運賃と連動して、各種サービスの料金も変動するようです。
ZIPAIRのサイトを探しても、各種サービスの料金が掲載されていない理由がわかりました。
ZIPAIRで有料サービスを希望するなら、さらに1万から2万円の増額を覚悟する必要があります。
ZIPIAIR以外ならタイ国際航空
もしサービス料を加えた総額が8万円を超えるなら、ZIPIAIRよりタイ国際航空の方が良いかもしれません。
直行便だし、諸経費や燃料サーチャージ込みで、約9万円で航空券が買えます。
おそらくフルサービスキャリアの中では、現時点で最安だと思います。
フルサービスキャリアなので、殆どのサービスは追加料金が不要です。
早朝や深夜の到着を避けることもできますし、羽田空港発着の便もあります。
スターアライアンスグループなので、ANAのマイルも貯まります。
あの頃は
コロナ禍直前の2019年の12月にタイへ行った時は、ベトナム航空で往復3万円でした。
経由便でしたがフルサービスキャリアでこの価格は破格でした。
今現在ベトナム航空は、経由便も含め東京・バンコク間の航空券を販売していまません。
残念です。
ついでに言うと、あの頃はJALやANAでも、便を選べば6万円程度でバンコクまで往復できました。
しかし今は、諸税込みの運賃が最低7~8万円。それにに燃料サーチャージが約5万円も加算されます。
あの頃には、もう戻れないのかなぁ・・・。
AMEXのキャンペーン
僕の航空券の購入価格は、60、099円でした。
でも実際の支払いは、45,099円です。
AMEXのキャンペーンで、15,000円のキャッシュバックを受けた結果です。
※キャンペーンは2022年7月末で既に終了。
めちゃラッキーでした。
蛇足ですが、クレジットカードの話は、こちらもご参照ください。
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