3年連続でパタヤのソンクラーンに参加した後、バンコクに移動。
バンコクのソンクランを初めて経験する。
バンコクへ移動
朝から10時(日本時間12時)まで仕事。
仕事を終え、急いでチェックアウト。
10時半に予約していたタクシーでバンコクへ向かう。
バンコクに向かう車中でIさんにパタヤの感想を聞くと、バンコクより数倍楽しいとの答え。
満足してもらえたようで、アテンドした僕も一安心した。
アソークにある、The Key Bangkokでタクシーを降りる。
The Key Bangkokは、Iさんのバンコクでの常宿だ。
Iさんから一緒の宿泊を勧められたけど、僕は宿泊経験があるので、The Key Bangkokから歩いて数分のArte Hotelに泊まることにした。

Iさんは、気に入ったホテルやお店を変えないタイプのようだ。
次回パタヤに来た時もD Hotelに泊まると言っていた。
僕は逆のタイプで、いろいろなホテルに宿泊してみたいし、いろんなお店にも行ってみたい。浮気性かもしれない。
ところで、訪タイの2週間前に、ミャンマーで地震があった。
地震の影響でチャトチャックにある建設中のビルが倒壊し、その映像が日本のニュースでも頻繁に流れた。
僕の周囲からも、タイに行くのは大丈夫なのかと心配された。
しかし僕が見た限り、パタヤはもちろんバンコクでも、地震の影響と思われるものは何もない。
そもそもバンコク市内の揺れは震度3程度だったらしく、その程度の揺れでどうにかなる方がおかしい。
倒壊したのは中国の建築会社による、手抜き工事ビルだ。
ソイカウボーイの水かけ
15時ころ、Iさんと合流。水鉄砲を持ってソイカウボーイへ向かう。
バンコクのソンクランは、初めての経験だ。
ホテルからソイカウボーイへ向かう道中は、水鉄砲を売る露店が出ている以外は、ソンクランの気配がない。
パタヤとは違い、バンコクは秩序のある大都会だ。

ソイカウボーイの水かけも、大人しく感じた。
警察がいないのに、誰も高圧水鉄砲を使っていない。
顔にパウダーをつけた人も少ないし、造花のレイを売り歩く子供もいない。
パタヤなら、当たり前のように違法な高圧水鉄砲を使っているし、そこらじゅうに高圧水鉄砲の売り子がいる。
水に溶いたパウダーが入った小さなバケツを持つ人がたくさん歩いていて、誰彼構わず顔にパウダーを塗りまくる。
セクハラぎみに若い女性にパウダーを塗るフトドキモノも見かける。
小学低学年くらいの子供が、バービアの中で造花のレイを売り歩いている。夜中でもだ。
パタヤが無法地帯すぎるのかもしれない。

ソイカウボーイを適当に切り上げて、ホテルにもどる。
夜は、バンコク在住のPちゃん(タイ人)と食事に行く約束だったが、直前に体調不良で行けないとの連絡が入った。
タイでは、よくあることだ。
予定外に時間ができたので、日本へのお土産を買いに出かけ、最後はテーメーカフェの市場調査だけしてホテルに戻った。
タニヤとパッポン
11時から13時(日本時間13時から15時)のオンライン会議を終えて、ホテルのプールに向かう。
宿泊したArte Hotelは、比較的リーズナブルなホテルだがプールがある。
そもそもアソーク周辺では、高級ホテル以外でプールがあるホテルはめずらしい。

午後17時。IさんとMRT(地下鉄)でタニヤへ向かう。
MRTのシーロム駅に着くとIさんは、「これは便利だ、今までは何だったんだろう」と呟いていた。
これまでは、トゥクトゥクを使って、タニヤへ行っていたようだ。
7年ぶりのタニヤは、タニヤプラザがドン・キホーテに変わっていたものの、街の雰囲気は変わっていないように見えた。
ただタニヤもご多分に漏れず、日本人が減り、中国人や韓国人が増えているらしい。
タイでの日本人のプレゼンスは、低下する一方だ。

カラオケの前に、日本居酒屋NAGIYAで腹ごしらえ。
タニヤを一周して、ROMEO+JULIET KARAOKE CLUBに入店。
指名したアグネスラム似の嬢は、その日がカラオケで働く初日で、僕が初めての客だという。
日本語は全くダメだったけど、愛想が良く、楽しく飲むことができた。
Iさんが暴走しそうだったので、カラオケを1セットで切り上げて、パッポンを散策。
初めてパッポンを訪れたのが2015年。
その頃の混沌として怪しげな雰囲気と比較すると、今は清潔で整然としている。
アダルトグッズやエロ下着、卑猥な絵がプリントされているTシャツは姿を消した。
だが偽ブランド品は、相変わらず堂々と売られている。

2014年の軍事クーデターで発足した政権は、2017年にバンコクの美化活動の名目で、主要道路沿いでの路上販売を禁止した。
シーロム通りにはみ出していた屋台は無くなり、パッポンの露店も姿を変えた。
2024年。バンコクに新たな屋台規定が設けられた。
https://www.thaich.net/news/20240920ec.htm
実際、去年まではホテルに向かう途中に出ていた屋台が、ほとんど無くなっていた。
無責任な外国人の意見だと分かっているが、バンコクがどんどん浄化されることに寂しさを感じてしまう。
帰国の途に就く
朝10時(日本時間12時)まで仕事。
チェックアウトを済ませ、Iさんが宿泊しているThe Key Bangkokに向かう。
空港までの車は、Iさんが用意した。
仲のいいThe Key Bangkok従業員に、車を手配してもらったそうだ。
運転手は、その従業員の友人らしい。
値段はチップ込みで600THB。仲が良くても値段は安くない。
チェックインもセキュリティチェックも出国審査も、全く並ばずに通過。
スワンナプーム空港の出国審査は、2024年末から顔認証システムが導入されている。その効果が大きいのだろう。

最近、物凄い勢いで空港のDX化が進んでいるように感じる。
その背景には、ICチップが埋め込まれたパスポートへの切り替えが、全世界的にほぼ完了したのだろうと推測している。
日本で紙の健康保険証の復活を望んでいる人に、このことに対する意見を聞いてみたい。
プライオリティパス・ラウンジ
Iさんと別れ、Miracle Business Loungeへ。
残念ながらIさんは、プライオリティパスを持っていない。
スワンナプーム空港のAir France – KLM SkyLoungeとTurkish-Airlines-Loungeは、2025年3月をもって、プライオリティパスでの利用ができなくなった。
どちらも料理が美味しくて、好きなラウンジだったので残念だ。
2025年4月時点。ワンナプーム空港でプライオリティパスが利用できるラウンジは、タイ国際航空のMiracle系と、タイのラウンジ運営会社のCoral系だけ。
プライオリティパスには、もう少し頑張ってもらいたい。
Miracle Business Loungeの喫煙所の様子をX(旧twitter)に投稿。
空港の喫煙所の投稿は、毎回インプレッションが伸びる。ソンクランやWSの様子の投稿よりもだ。

予定より少し早く羽田空港に到着。
到着ターミナルは、第2ターミナルが第3ターミナルへ変更になっていた。
キャリーケースを宅配で送り、モノレールに乗り込む。
今回も楽しい旅だった。
次の訪タイは、年末かな。
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