著書の紹介:英語が苦手なオジサンの海外一人旅

シンガポール旅行記(後編)

シンガポール旅行記の後編です。
前編はこちらご覧ください。

午前中はコインランドリー

ホテルで朝食をとってからコインランドリーへ向かう。
汗かき体質の僕にとって、意外と悩むのが洗濯のタイミングだ。

今回はこのタイミングで「Ozone Wash & Dry Laundromat」というセルフ式のコインランドリーを利用することにした。
場所はOrchard Plazaの中にあり、ホテルから徒歩5分ほどの距離。

Orchard Plazaは、古めのビルで、少し怪しげなテナントもちらほら。
ニュー新橋ビルのような雰囲気だ。
夜に訪れてみたかったが、残念ながら叶わなかった。

洗濯を終え、ホテルに戻って荷造り。次の宿泊先への移動に備える。

The Fullerton Hote

次に泊まるのは、シンガポールを代表するホテル、The Fullerton Hotel(フラートンホテル)。

マリーナベイサンズへの宿泊も考えたけど、空室がなく、何より価格が高すぎた。
一泊10万円超は、さすがに予算オーバー。

フラートンホテルも高級ホテルだが、マリーナベイサンズよりは安価だ。

フラートンホテルの魅力は、なんと言っても、その美しい外観だ。
歴史感のある外観は、モダンなマリーナベイサンズとは対照的な美しさだ。

ホテルに到着。
チェックイン時間前だったので、ホテルにキャリケースを預けて、バスでラッフルズホテル方面へ向かう。

チキンライスの名店Chin Chin Restaurant

シンガポールといえば、やはりチキンライス。
地元の人々にも人気のChin Chin Restaurant(チンチンレストラン/津津餐室)へ向かう。

店内はローカルな雰囲気で、観光客だけでなく、現地の人も多く訪れていた。

席に案内されると、支払いは現金のみだと説明された。

そういえば、空港で両替した2万円分のシンガポールドルは、まだ一度も使っていなかった。
シンガポールはキャッシュレスが進んでおり、ほとんどの決済をクレジットカードで済ませることができる。

ちなみに空港で両替したとき、パスポートを提示したら笑われてしまった。
シンガポールでは、よほど高額の両替でない限り、パスポートの提示は不要だと説明された。

少額の両替でもパスポート提示が必要なタイとは違っていた。

チキンライスは、しっとりとした鶏肉に、香り高いジャスミンライスがよく合い、絶品だった。

ホテルにチェックイン

フラートンホテルに戻り、チェックイン。

嬉しいことに、部屋は無料でアップグレードされていた。

最上階(といっても8階だが)のリバービューの部屋。
Boat Quay(ボートキー(川沿いのレストラン街))が一望できた。

フラートンホテルからマーライオン広場へは、地下道を通って行ける。
ただ実際に歩いてみると、後で通った川沿いのルートの方が気持ちよく、ホテルへのアクセスも便利に感じた。

マーライオン広場で写真を撮りまくった後、ボートキーに移動。
ハッピーアワーのビールを楽しむ。

LeVel33でディナー

ひと休みした後、予約していたレストラン、LeVel33(レベル33)へ向かう。

LeVel33は、世界で最も高い場所にある醸造所。
ここでのクラフトビールの飲み比べを、楽しみにしていた。

ビールだけでなく、料理も美味しかった。
特に、お店から勧められたホタテのソテーは、ビールとの相性も抜群で絶品だった。

食事を終えたころには、すっかり日が落ちていた。
テラス席で、マリーナベイの夜景を眺めてから、店を出た。

夜のマーライオン広場

食事の後、再びマーライオン広場へ。
夜のマーライオン広場は、昼間とは違った表情を見せる。

マーライオン像は、それ単体では観光スポットとしてイマイチなのかもしれない。
ただしエリア全体を見たとき、そのアクセントとしては上手く機能していると思った。

フラートンホテルやマリーナベイサンズを背景にしたマーライオン像の姿は、シンガポールを象徴する景色だ。

マリーナベイサンズの「SPECTRA(ライトアップ&ウォーターショー)」が始まると、マーライオン広場のレストランのBGMが一斉に止まり、ショーの音楽が聞こえるようになる。

いっそのこと、レストランのスピーカーからショーの音を流せばいいのでは?
大人の事情が面倒な日本と違って、シンガポールならできるのでは?
と思いながらショーを眺めていた。

リバークルーズ

シンガポール最終日。

朝食は、Ya Kun Kaya Toast(ヤクンカヤトースト)にした。
フラートンホテルの朝食と迷ったが、まだカヤトーストを食べていなかったので、こちらを選択。

チェックアウトを済ませ、キャリケースを預けてClarke Quay(クラークキー)へ。
目的はリバークルーズだ。

事前にネットでチケットを購入していたので、チケット売り場で紙チケットに引き換える。

出発までの時間は、川沿いのレストランでランチを楽しんだ。

リバークルーズから眺めるマリーナベイの景色は昼でも美しいが、夜はさらに幻想的だろうと想像する。

マリーナベイサンズの展望デッキとカジノ

マリーナベイサンズへ移動し、展望デッキへ。
予約していたザ・ミュージアムは、時間的に難しいと思い、あきらめた。

展望デッキへ向かうエレベーターホールでは、マリーナベイサンズの建設工事の様子が映されていた。
開発スケールの壮大さを改めて知る。

展望デッキは、眺望こそ素晴らしいが、動ける範囲が狭く、28シンガポールドル(約3千円)の価値は微妙に感じた。
僕自身は、サンズ・ライフスタイルの特典で無料だったけど。

マリーナベイサンズの最後は、僕が一番楽しみにしてたカジノ。

カジノの入口では、パスポートと電子入国カード(SG Arrival Card)がチェクされた。

僕が最後にカジノ行ったのは、30年以上前の中国に返還される前の、ポルトガル領マカオ。
そこからイメージがアップデートされていなかったので、少し戸惑う。

マリーナベイサンズのカジノは、明るくカジュアルな雰囲気だった。
郊外の大型パチスロ店か、ゲームセンターに似ているかもしれない。

イメージしていた大人な雰囲気は、感じられなかった。

スロットマシンは、完全液晶画面。
パチスロや過去のスロットマシンにあった回転ドラムも無いし、メダルも出ないようだ。

成金趣味的な金ピカフォルムと画像も、いただけない。
まだミリオンゴッドの方が品がある。

カジノ内は写真撮影NGなので、写真はなし。

一通り回ったのち、500シンガポールドル(5.5千円)だけチップに変えて、ルーレットの台に着くが、ものの10分で終了。

チャンギ空港

カジノが予想外に楽しめなかったので、予定より早く空港へ向かうことにした。

MRTチャンギ空港駅からJewel(ジュエル)までは、徒歩で10分程度。

ジュエルに着き、まず1Fでアーリーチェックイン。キャリーケースも預ける。
これで身軽に施設内を散策できる。

知人から勧められ、Tiger Street Lab(タイガーストリートラボ)は、場所がわからず断念。
JUMBO Seafood(ジャンボシーフード)は、満席だったのでパスした。

食事はラウンジで取ればいいかと、B2Fのスーパーマーケット、Fair Price(フェアプライス)へ行く。

ここで残っていたシンガポールドルを、無理やり消費する。
結局現金は、チンチンレストランとカジノでしか使わなかった。

搭乗時間の2時間前。ジュエルから第1ターミナルの出国フロアへ向かう。

出国審査はあったが、セキュリティーチェックは通らずに、制限エリアに入れた。
シンガポールの出国は、セキュリティチェックが不要なのか?
疑問に思いながらラウンジへ向かう。

プライオリティパスで入れるSATS Premier Loungeで夕食。

搭乗時間少し前に搭乗口に着くと、搭乗ゲートの前でセキュリティーチェックをしていた。

搭乗口ごとにセキュリティーチェックゲートがあるなんて、最後までチャンギ空港の設備には驚かされる。

朝6時。羽田空港に到着。
東京は、前日に雪が降っていたらしい。どおりで寒い。

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