著書の紹介:英語が苦手なオジサンの海外一人旅

2018年カンボジア(アンコールワット遺跡1日ツアー)

ピックアップ、チケット購入

午前8時。身支度してホテルのロビーでツアーのピックアップを待つ。

ツピックアップ時間の8時10分を少し過ぎた頃、フロントから名前を呼ばれる。
渡された電話に向かって「Hello」と言うと、「もしもし」と日本語の応答。
ツアー会社の日本人スタッフから、ピックアップ時間が10分ほど遅れると告げられた。

そのままロビーで待っていると、体格のいいガイドのオジサンが迎えに来た。カンボジア人のようだが日本語もそこそこ上手だ。
ガイドに案内されたツワーのワゴンカーには、既に3人のツアー客が乗っていた。

参加メンバーをオイラの印象だけで紹介すると、こんな感じだ。

一人目は、ボクシングの元チャンピオン内藤大輔に似ているオジサン(ナイトウ)。
二人目は、たぶん60代の金持ち風のオバチャン(マダム)。
三人目は、30歳前後で、双子女優の茉奈・佳奈に似ているオネーチャン(マナカナ)。

ワゴンカーは、アンコールワット遺跡のチケット売り場へ向う。

チケット売り場

ナイトウとマナカナは、その日の朝日鑑賞オプションからツアーに参加して、チケット購入済なのでワゴンカーで待機。
オイラとマダムがチケット売り場に向かうが、マダムは3日間有効のチケットを買うので別の窓口、オイラだけが1日チケットの窓口に向かう。

アンコールトム、バイヨン

ワゴンカーから眺めるアンコールワットに向かう道は、翌日に開催されるアンコールワット国際ハーフマラソンの準備がそこかしこに施されて、「おおっ、明日はここを走るのかぁ」って、テンションが上がる。

ツアーの最初のポイントは、アンコールトムの南大門だ。

ガイドに写真を撮りましょうかと言われて、マダムとマナカナの女性陣は、南大門をバックにそれぞれワンショット写真を撮ってもらっていた。

だけどオイラとナイトウは遠慮しておいた。オジサン達はなぜか人見知りだ。

南大門

南大門を抜けてバイヨンへ向かう。

バイヨンの第一回廊の壁画の説明を聞きながら、半周回ったところで第二回廊へ。
さらに中央上部に上ったところで自由行動。

アンコールワット遺跡のパンフレットで見かける顔の巨像群を、間近に見て周れる。

気付くとマナカナは、現地人らしきニーチャンに写真を撮ってもらっていた。
たぶん有料で

バイヨン

バプーオン、タプローム

バイヨン出口で待っていたワゴンカーに乗り込み、バプーオンへ。

ここも中央上部へ登れる。だけどガイドは登らず「行きたい人だけ、自己責任で登ってくれ」とのこと。
ツアー参加者4人とも登ることで意見が一致して、ガイドだけが階段下で待つことになった。

この頃には4人とも少し会話をするようになっていて、バプーオンの上では、お互いに写真を撮りあったりもした。

バプーオンからワゴンカーでタプロームへ向う。

ガジュマルの木に侵食された遺跡には撮影ポイントがいくつかあって、ガイドが写真を撮ってくれる。

タプローム

オイラもガイドにスマホを渡すと、なにか悩んでいる。
ガジュマルの木の全体を写真に入れるために、パノラマ撮影をしたいようなのだが、オイラが渡したスマホはソニーのXperia。
初めてXperiaを触るようで戸惑っていた。Xperiaの世界シェアは低いし、仕方ないのかな。

ランチ

タプロームを回り終えると、時間は12時を過ぎていた。
ワゴンカーで遺跡からは少し離れたレストランに向かいランチ。

ランチ

ツアー参加者4人で席に着き、ビールを飲みながら、改めて自己紹介をし合う。

ナイトウは、パラグライダーが趣味で、海外のポイントもちょこちょこ飛んでいるとのこと。

マダムは、行き当たりばったりの旅をしているようで、この日のツアーも前日に申し込みしたと言っていた。
オイラのピックアップ時間が遅れたのは、マダムが急にツアーに参加したのが原因だ。

マナカナは、福岡のOL。
海外旅行は基本的に一人で行くそうだ。皆さんオトナなので、その先は突っ込まない。

アンコールワット

ランチをゆっくり頂き、いよいよアンコールワットへ。

西の門から入って、第一回廊の壁画を鑑賞した後、第三回廊に登る。

第三回廊は入場制限があるようで、階段下には列ができていて15分ほど並んで登った。
ここでもガイドは階段下で待機。

アンコールワット

しかし、シェムリアップの午後は暑い。
遺跡ツアーは、けっこう歩く、急で足場の悪い階段の登り降りも多い。すぐに汗だくになるし喉も渇くけど、アンコールワットの内部は売店がない。

遺跡なんかどうでもよくて、早く戻ってビールを飲みたかったのが、この頃の正直な心理状態だった。

アンコールワットを見終え、出口にあった露店で、やっとミネラルウォーターを買うことができた。

夕日鑑賞、クッキー店

夕日鑑賞スポットのプレループ遺跡に向かう。

遺跡の上部に登り日が沈むのを待っていると、福岡の高校の修学旅行の一団に遭遇した。
福岡のOLのマナカナは、女子高生が楽しそうに話していた。

夕日は、まぁ普通の夕日だった。

おそらく夕日そのものは、どこから見ても変わらない。夕日が沈む場所が重要なのだと思う。

マダムが言っていたけど、このツアーはアンコールワット遺跡「へ」沈む夕日鑑賞じゃなく、アンコールワット遺跡群「で」沈む夕日鑑賞なのだ。

夕日

遺跡エリアから市内へ戻る途中、お土産用のクッキー店に寄る。

クッキー店の中でトイレを探したがない。
ツアーのガイドに尋ねると、クッキー店と隣の建物との間の路地に案内された。

路地には灯がなく真っ暗だ。ガイドがスマホの懐中電灯機能で照らし先にトイレがあった。
このまま照らしておくから、用を足せとのことだ。
オイラは平気だったけど、女性客の場合はどうするのだろうかと思う。

その日の夜の便で帰国するマナカナの時間に配慮して、クッキー店は時短で終了。
ホテルへ送ってもらってツアーは終了。

関連記事:ベンメリア遺跡半日ツアー

コメント

タイトルとURLをコピーしました