2026年7月16日。
昨年末の滞在から7カ月、僕は再びタイのスワンナプーム空港へと向かう翼の中にいた。
今回の訪タイは、ランニング仲間5人を引き連れた、いわば「引率役」としての旅だ。
たまにはこういう賑やかな慰安旅行も悪くない。
延期になったパタヤマラソン
今回の旅の本来の目的は、仲間たちと「パタヤマラソン2026」を走ることだった。
例年なら、1月か2月に日程が発表されるパタヤマラソン。
それが今年は4月上旬になって、やっと公式HPに開催日が掲載された。
この時の情報では、開催日は7月18日・19日。エントリー開始は5月15日だった。
だが、5月15日になっても、何のアナウンスもない。
公式HPは、httpエラーになる始末だ。
そして5月27日の夕方、大会の運営会社を決める入札がやり直しになったことが、公式facebookで発表された。
発表直後は、ワンチャン7月開催もあるかもと、淡い期待を抱いたブログ記事も書いたが、叶わなかった。

結局、開催が9月に延期されると正式に発表されたのは、タイに向かう直前の7月2日だった。
ホルムズ海峡封鎖による航空券高騰を懸念して、3月に飛行機のチケットを押さえておいた。
リスクヘッジが、見事なまでに裏目に出た。
ちなみに、入札不調の理由は、応募が1社しかなく、しかもその業者がプレゼンに来ないわ、書類は不備だらけだわというお粗末なものだったらしい。
結局今回は、ただの「ランニング仲間の慰安旅行」へと姿を変えた。
成田空港からパタヤへ
15時、成田空港でランニング仲間と合流。
チェックインを済ませ、ビールを煽りながら搭乗を待つ。
機内では iPadにダウンロードしておいた「VIVANT」のシーズン1を観て過ごす。
シーズン1を観ていなかったので、世間がシーズン2に沸く前に追いついておきたかった。
こうした、ドラマやアニメの一気見ができるのも、長距離フライトの数少ない恩恵だと思う。
定刻よりやや早く到着したものの、入国審査場は1時間待ちの激混み。

指定時間を30分以上過ぎて、送迎車のピックアップ場所へ到着。
僕を含め6人での移動なので、9人乗りのワゴン車をKlookで予約しておいた。
値段は、コミコミで約1万円。

運転手がピックアップ場所へ来る合間に、地下の Super Rich で両替。
この時のレートは、10,000円が2,045THB。
39年ぶりの円安と騒がれていたが、前回訪タイ時の2,000THB切りに比べればマシ。
対ドルでは、円よりバーツの方が売られているということだろう。
Soi6の洗礼
深夜1時にパタヤ到着。
今回の拠点は Soi5 の中ほどにある Pattaya Blue Sky だ。
僕が全員分をAGODA で予約しておいた。
ホテルに荷物を置き、さっそくSoi6 へ繰り出す。
同行した Sさんは初めてのパタヤだが、さっそくSoi6嬢たちの「洗礼」を受けていた。
3人がかりで店内に引きずり込まれる Sさんを、放置するのも無理やり助け出すのも野暮なので、一緒に店内に入ることにした。
ビール1本だけ飲んで出たけど。
その後、巨大な飛行機が鎮座するフォトジェニックな屋台村Runway Street Foodで遅い夜食。
食べたガパオライスの味よりも、雰囲気が楽しい!
パタヤの夜の始まりだ。
ソンテウの乗り方
翌朝、ロビーでパタヤ在住のKさんと合流。
Bolt で呼んだワゴンと Kさんのバイクで、老舗 Dang Dum へ。
1966年創業というこのレジェンド級食堂のマッサマンカレーは、何度食べてもアロイ(美味い)の一言に尽きる。

同伴したメンバー5人のうち、パタヤ経験者は Mさんと Yさん。
残りの Sさん、Gさん、Bさんの3人には、ソンテウの乗り方を叩き込む必要がある。
セカンドロードでソンテウを拾い、目印や降り方、料金の払い方をレクチャーしながら Terminal 21 まで向かう。
これで彼らも、パタヤの足を手に入れたはずだ。

蛇足だが、4月からソンテウの料金が10THBから15THBに値上がりしていた。
このインフレ下では妥当な徴収だろう。
午後は自由行動。
僕はホテルのプールでのんびりと時間を潰した。

パタヤの夜を堪能
夕方。
マッサージを終えて LINE を見ると、他のメンバーは Soi7 のバービアで飲んでいるとのこと。
中途半端な時間だったので僕はパスし、ウォーキングストリートの入口で合流することにした。
夕食は Pattaya Beer Garden。
パタヤ湾に沈む夕日と夜景を眺めながらの飲食は、初心者メンバーにも好評だった。

その後は定番の BACCARA へ。
しかし Sさんは Soi7 でのコークハイがたたったのか、体調不良で精彩を欠いている。
Sさんを含むパタヤ初心者3人をホテルへ送り届けた後、僕は一人で Soi6 へ向かう。

実はマッサージ後の時間調整のとき、以前 LINE を交換したSoi6嬢に連絡したら「店にいるから来い」と返信があったのだ。
7カ月前に2度飲んだだけの客の顔なんて覚えているはずもない。
そう高を括って店の前を素通りしようとしたら、しっかり捕まってしまった。
しかも「BJ」という僕の通り名も、彼女は覚えていた。
彼女の顧客管理能力に毒気を抜かれ、気がつけば深夜0時過ぎまで飲み耽ってしまった。
13年ぶりのpattaya view point
朝食はホテルのビュッフェ。
Pattaya Blue Sky は土日のみビュッフェスタイルになるが、その分宿泊料金もしっかり上乗せされている。
ホテル近くのランドリーへ洗濯物を出す。
1Kgあたり60THB、出来上がりは、その日の18時だった。

午前中は全員でワット・プラヤイ(ビッグブッダ)へ。
パタヤ初心者メンバー向けのパタヤの観光だ。

ワット・プラヤイから徒歩で、プラタムナックの丘にある Pattaya View Point へ向かった。
プラタムナックの丘の上から、パタヤ湾の全貌を眺めることが出来る場所だ。
13年ぶりに訪れたが、ここから眺めるパタヤ湾の曲線は相変わらず最高だった。


ノースパタヤやセンタン周辺のビルが増えている
昼食は Kさん推奨の Dom Pizza Restaurant。
ピザは確かに絶品だが、パタヤのイタリアンにありがちな「パスタはイマイチ」というお約束もしっかり守られていた。

この日も午後もプールとマッサージで無為に過ごす。
初心者メンバーは、お土産を買いに出かけていたようだ。
パタヤの夜(二日目)
夕食は Mさんの希望で、 Khao Tom Prajan Baan。
Mさんが駐在員だった頃に、よく通っていた店だそうだ。
食事が終わる頃、バンコクから Nちゃんが、子供と一緒に訪ねてきた。
Nちゃんは、子供が課外授業でパタヤに来ているのもあって、わざわざバンコクから会いに来てくれた。
しかし・・・。
親と会うためとはいえ、課外授業の最中で宿泊施設を抜け出して来るとは、タイの教育現場の緩さには驚く。
Nちゃんの相手を Mさんに任せ、残りのメンバーはTree Townへ向かう。
2組に分かれてTree Townのバービア側を散策。
しかし僕と一緒のメンバーは、バービア側はイマイチのピンとこないようだった。
疲れてきた様子だったので、Tree Townに新しくできたBUTSABAで休憩。

このとき連絡ミスで、KさんをMoon Light Barで待たせてしまった。
Kさんにはこの場を借りて深く陳謝したい。
その後、有志だけでウォーキングストリートのゴーゴーバーを巡り、夜は更けていった。
後編はこちらから


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