28年ぶりにシンガポールへ行きました。
タイ関連の記事ではないけど、海外旅行記カテゴリーとして記事をアップします。
日本出発からシンガポール到着まで
朝7時、地元の駅を出発し、羽田空港第3ターミナルへ向かう。
2月末の埼玉の朝は、まだまだ寒い。
まずは、いつものように事前に送っておいたキャリーケースを空港で受け取るところからスタート。
チェックインカウンターではJALの係員から「Face Express」の登録を勧められた。
これは顔認証で、出国手続きをスムーズにするシステムらしい。

実際に登録してみると、保安検査場前の列を一部ショートカットできたけど、それ以外はあまり時短効果はなかったかな。
JALサクララウンジへ。有名なカレーライスを食してみる。
JALサクララウンジは初めての利用だったが、プライオリティパスで入れる他のラウンジと比べて、そこまで大きな違いは感じなかった。

今回のフライトはJALのA350-1000。
予約時は787だったが、その後機材変更があり、最新鋭のA350-1000になった。
往路便の席はプレミアムエコノミー。
最新機体のプレエコ席は、めちゃ快適だ。

チャンギ空港からホテルへ
快適な空の旅を経て、シンガポール・チャンギ空港へ定刻通りに到着。
チャンギ空港は広く、入国審査までの道のりも長いが、スワンナプーム空港で慣れているので、道のりの長さは問題なし。

シンガポール入国には電子入国カード「SG Arrival Card」の登録が必須。
事前にスマホ画面を開いて入国審査に向かったが、特に提示を求められることはなかった。
JAL便はチャンギ空港の第1ターミナルに発着する。
荷物を受け取り制限エリアを出ると、目の前は巨大複合施設「Jewel」だ。

Jewelの滝を少しだけ見学し両替を済ませた後、配車アプリGrabで車を呼び、ホテルへ向かう。
タイではBoltばかり使っていたので、Grabを使うのは2019年のベトナム以来だけど、IDはちゃんと残っていた。

マリーナベイサンズやラッフルズホテルの横を通り、少しだけ渋滞に巻き込まれたけど30分ほどでホテルに到着。
今回の宿泊先はJEN Singapore Orchardgateway。
MRTサマセット駅直結でアクセス抜群のホテルだ。
シンガポールの名物料理・バクテー
荷物を軽く整理し、早速外出。
向かったのは、オーチャードロード沿いのThe Centrepoint内にある、Song Fa Bak Kut Teh(ソンファ・バクテー)。
バクテー(骨付き肉の生薬煮込みスープ)は、シンガポールで絶対に食べたかった料理のひとつ。
スパイスの効いたスープと柔らかい肉が絶品だった。

食後はオーチャードロードを散策。

ホテルに戻り、屋上のバーへ。
夜景を眺めながらのビールは美味しい。

アラブストリートとブギス
朝食をホテルで済ませ、MRTでアラブストリートへ。
シンガポールのMRTやバスはクレジットカードのタッチ決済で乗車できるため、外国人にとっても便利。
以前はプリペイド式ICカードが主流だったけど、2024年6月から利用不可になったそうだ。

バンコクのMRT(地下鉄)はICカードとクレカの両方が使えるけど、BTS(スカイトレイン)はICカードのみ。
観光立国を主要政策に掲げる日本は、極々一部の交通機関でしかクレカのタッチ決裁が使えない。
シンガポールからは2周遅れってとこでしょうか。
アラブストリートはイスラム文化が色濃く残るエリア。
中心にはシンガポール最大のイスラム寺院「サルタンモスク」があり、その周囲には雑貨店やハラル料理店が点在。
カラフルなウォールアートも多く、散策が楽しい場所だ。


サルタンモスクの内部も見学したが、特筆すべきものはなかった。

トルコ料理店で昼食をとり、徒歩でブギスへ移動。
ブギスストリートには観光客向けのショップが立ち並ぶが、アラブストリートと比べるとおしゃれ感は低め。
パタヤのナイトバザールを明るくしたような雰囲気といえば、タイ好きの皆さんはイメージして頂けるだろう。

ホテルに戻り、屋上プールで2時間ほど休憩。
シンガポールの蒸し暑さの中、涼しい水に浸かる時間は至福のひとときだった。
夕方からはマリーナベイサンズへ
夕方、マリーナベイサンズへ向かい、「サンズ・ライフスタイル」のアップデート手続きを実施。
これは楽天のプロモーションで、楽天会員ランクに応じて会員ステータスをアップグレードできるというもの。(2025年4月末まで)
楽天証券で新NISAを積み立ててたり、楽天ふるさと納税を利用している僕の楽天会員ランクは「ダイヤモンド会員」。
サンズ・ライフスタイルの「エリート」ランクにアップグレードできた。
本来なら、マリーナベイサンズで年間5万シンガポールドル(約550万円)利用しないと得られないランクだ。

「エリート」ランクの特典を使い、サンパンライド(館内の運河を行き来するボート)に無料で乗船。

展望デッキやザ・ミュージアム(美術館)も特典で無料だったけど、当日チケットが売り切れだったので、この日は断念。
二日後の予約だけ入れておいた。
ライトアップショーを鑑賞
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ移動。
目玉である「スーパーツリー」の未来的なデザインを間近で鑑賞。
SF映画のような世界観に感動しつつも、人工物が自然を模していることに対する違和感も覚えた。

日が暮れるとライトアップショーが始まる。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの「Garden Rhapsody(ガーデン・ラプソディ)」と「Borealis(ボレアリス)」、マリーナベイサンズの「SPECTRA(スペクトラ)」を続けて鑑賞。


これほど豪華なショーが無料で見られるのは驚きだ。
都庁のプロジェクションマッピングに対する評価と比較して、シンガポールのエンターテイメントの充実ぶりを実感した。
三つのライトアップショーで、個人的に一番良かったのはマリーナベイサンズの「SPECTRA(スペクトラ)」。
感動し過ぎて写真を撮り忘れた。

こうして二日目も大満足のうちに終了。
次回は「シンガポール旅行記(後編)」として、さらなる観光スポットやグルメについて紹介したいと思う。

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