2023年4月、ずっと行きたかったパタヤの水掛け祭りに参加してきました。
遅いアップの言い訳は別でアップするとして、水掛け祭りへ参加した記録を残しておきます。
タイの水掛け祭りに行きたい。そう思っている人の参考になればと思います。
パタヤはワンライまでが水掛け祭り
ソンクラーンとワンライは、どちらも新年の到来を祝うタイの伝統的なお祭りです。
過去の出来事をクリアにして、新たな希望と幸福を迎えるための特別な日だそうです。
タイの「水掛け祭り」に参加したいと思ったら、このソンクラーンとワンライの地域と日にちを理解しておくことが必要でしょう。
ソンクラーンは、通常4月13日から15日までの3日間、タイ全土で開催される、「水掛け祭り」です。
水をかけ合うことで過去の罪や不運を洗い流して、新たな年を清々しく迎えるという意味があるそうです。
ワンライもソンクラーンと同じで水をかけ合うのですが、ただし主に東部チョンブリ県周辺限定の風習のようです。
バンコクでは、ワンライの風習がありません。
さらに分かりづらいのが、地域によってワンライの日にちが違うこと。
ソンクラーンの後に、徐々に南部の地域に移って行き、パタヤは19日(年によって変わる可能性あり)に開催されます。
つまりパタヤでは、ソンクラーンが終わった後も、ワンライの19日までが「水掛け祭り」です。
そして、やはり一番盛り上がるのが、水掛け祭り最終日の19日、ワンライ当日です。
水掛け祭りが目的でパタヤに来るなら、ソンクラーンではなく、ワンライを目当てに旅行日程を組むことをお勧めします。
大事なことなので、もう一度言います。
パタヤの水掛け祭りに参加したいなら、ソンクラーンではなく、ワンライです。
水掛け祭り行くための心得
水掛け祭り期間中、パタヤ市街のどこにいても、いきなり水をかけられる覚悟をしておきましょう。
歩いている時だけでなく、ソンテウに乗っていても、沿道や他のソウテウから水鉄砲攻撃を受けます。
ディンソーポンと呼ばれる白い粉を顔に塗られることもあります。当然のように着ている服も汚れます。
水掛け祭り期間中は、水をかけられても、服が汚れても、決して怒ってはいけません。
「お祭りだから」と割り切りきる、心の余裕が必要です。
水掛け祭りへの参画準備
心の準備ができたら、アイテムの準備です。
洋服が濡れるは避けられませんが、持ち物もの防水対策は出来ます。
特にスマホの防水ケースは、必須アイテムでしょう。
何をされても怒らないと決めていても、スマホが濡れて故障したら、さすがに凹みます。
水掛けに参画しているほとんどの人は、首から防水のスマホケースを掛けています。
過去にプールや海の家で購入した防水スマホケースを、どこかしまっている人も多いと思います。探して持って行きましょう。
もちろん現地調達で、全然問題ありません。そこいらで売っています。
水鉄砲も、いたるところで売っています。
こんな感じのチープな水鉄砲が、1,500円~2,000円で売られていました。
日本なら1,000円以下で買えるようなので、お祭り価格ですね。
旅行荷物に余裕があれば、日本で水鉄砲を買って持ち込むのも良いかもしれません。
それにパタヤ売っている水鉄砲は、どこも同じようなモノばかりです。
見かけない水鉄砲で参戦すれば、目立ちます。
僕は、日本からこれを持参しました。
ソンテウで一緒になったファランに、カッコいい水鉄砲だと褒められました。
ただ、僕が訪タイの準備をしていた3月や4月では、近所のドンキでは水鉄砲を置いてなかったし、ネットで買える種類も限定的だったことを付け加えておきます。
ボッチオジサンでも水掛けは楽しい
4月19日のワンライは、別格なので後ろ方で書くとして、まずはワンライ以外の日の様子を書きます。
僕が滞在していたソイブッカオ周辺では、15時ころから、ポツポツと水掛けが始めるバービアが現れます。
ただ盛り上がりは局所的で、イマイチでした。
なので僕は、水掛け祭り期間中ほぼ毎日、ソイ6かソイ8へ出かけていました。
こちらは盛り上がっていて、めちゃめちゃ楽しかったです。
夕方16時頃、水掛けで盛り上がっているバービアを見つくろって入店します。
適当な席に付き、ドリンクをオーダー。
ドリンクが届いて代金を支払ったら、後は自由に水掛けに参戦です。
初めに座った席に関係なく、店内の好きな場所に移って水掛けに参戦できます。
そのためドリンクの代金は都度払いです。
店の前を歩く人に水鉄砲攻撃するのもヨシ、対面のバービアと交戦するもヨシ。
いい大人が水鉄砲で大はしゃぎできます。
一人で店に入っても、水掛けしている他の客と連帯感が生まれ、自然に仲良くなれます。
国籍は関係ありません。
そうなのかと思ったのはタバコでした。
僕は、防水ケースに入れてタバコを持ち歩いていました。
水掛けの休憩中にタバコを吸っていると、タバコをくれと2回ほど声をかけられ、うち1回はロシア人のきれいなオネーチャン2人組で、ちょっとだけ仲良くなれました。
おそらく、持っていたタバコが水で濡れてしまったのか、濡れると思って持って来なかったかでしょう。
水鉄砲の水がなくなったら、店の前や店内に置いてあるポリバケツから水を補充できます。
当然ですが、その店のお客専用。
通行人が勝手に水を補給すると。お金を請求されてしまいます。でも相場は20THBらしいですけど。
残念なのは、用意していた水が無くなると、それで終了してしまうこと。
給水車が来たら、営業中でもポリバケツの水を補充する店もありますが、ほとんどの店は、用意した水が無くなると、それで終了します。
だいたい18時頃には水が無くなって、通常営業に戻ってしまいます。
ウォーキングストリートは、ソイ6やソイ8と違い、水掛けのスタートが遅いようです。
盛り上がるのは、20時を過ぎてからでしょう。
ワンライは特別
ワンライの日だけは、午前中から水掛けが始まります。
バービアだけでなく、レストランや商店の前にもポリバケツが並び、通行人に容赦なく水を浴びせて来ます。
車道には、ポリバケツを積んだピックアップトラックが行き交い、車上からも水を掛てきます。
まさにパタヤの街全体がお祭り騒ぎで、びしょ濡れ状態になります。
ビーチロードは、セントラルパタヤロードから南側が歩行者天国でした。
ハードロックカフェでは、敷地に櫓(やぐら)が組まれていて、そこから何人ものスタッフが歩道に向けて水を撒いていました。
セントラルファスティバルの野外ステージは、夜のなるとクラブのような状態になるらしいけど、今回は残念ながら行けませんでした。
絶対にまた行きたい
念願の水かけ祭りに参加した感想は、「楽しい」の一言に尽きます。
知人は、バンコクとパタヤ両方の水掛け祭りに参加しましたが、パタヤの方が断然楽しいと言っていました。
ちなみに知人が参加したのは、ワンライの日ではありません。
還暦のオジサンが水鉄砲ではしゃぐ姿は、日本では見せられませんが、タイなら全然問題ありません。
絶対にまた行きたいと思っています。
そして次は、ピックアップトラックを手配して、荷台から歩道に向けて水を撒きたいな。
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