著書の紹介:英語が苦手なオジサンの海外一人旅

2019年 ハノイ(帰国便のトランジットでハノイ観光)

ハノイ旧市街までバス移動

帰国便はベトナムのハノイ経由の乗り継ぎ便。ハノイで約10時間のトランジットがある便を、あえて選んだ。

スワンナプーム空港から、約2時間かけてハノイのイノバイ空港に到着。
入国審査で、トランジットは別ゲートだと言われたが、「ハイノ」「サイシーング(観光)」とだけ言うとすんなり通してくれた。

ハノイのノイバイ空港からハノイ市内までは、バスで移動。
空港を出て、タクシー乗り場の先にバス乗り場がある。丁度バスが停まっていて、オイラが乗り込むとすぐに出発した。

ハノイへ向うバス車内

バスの座席は7割ほどが埋まっていた。そのうちオイラのような旅行者は、半分くらい。

席に座ると、ニーチャンがバス料金を徴収しにくる。
バス料金は35,000ドン(約180円)。タクシーと比べると10分の1の料金らしい。
ハノイ市内までの所要時間は約50分。3分の2は高速道路を走っていた。

ロンビエンバスターミナルで降車。

バスを降りて感じたのは、ハノイは寒いということ。ベトナムだから1年中温かいと、勝手に思い込んでいたが、北部の12月は結構寒い。
周りを見回すと、フリースやダウンを着ているトナム人もいる。

短パンTシャツだったオイラは、すぐさまリュックから長袖のパーカーを出して着込む。
日本に戻った時用にと、リュックには着替えを入れていた。

ホアンムエ湖を目指す

ロンビエンバスターミナルから、徒歩で旧市街へ向う。
それにしてもベトナムの横断歩道を渡るのは、勇気と度胸が必要だ。
夏に行ったダナンの横断歩道も大変だったが、ハノイは交通量が比べ物にならないくらい多い。オーバーな表現ではなく「命がけ」だ。

ネットでのざっくり情報しかインプットしていないまま来たので、さっそく旧市街で迷子になってしまう。
迷い込んだのは、ローカル向けのお店や露店が並ぶ路地で、観光客なんかいない。ベトナム人ニーチャンが、いぶかしげな眼でこちらを見ている。

旧市街

若干心細くなりながらも、とりあえず南へ向えばホアンクムエ湖に着くだろうと、これまたざっくりとした解決策で南へ向う。

思惑通りホアンクムエ湖に到着。
ホアンムエ湖の北側と言うか、旧市街の南側は、観光客向けのお土産屋や飲食店が並ぶ賑やかな町並み。
路地を迷いながらたどり着いたオイラには、安心できる雰囲気だった。

旧市街観光

目に付いたレストランでご飯を食べ、少しだけ周囲を散策。その後、ハノイ大聖堂(聖ジョセフ大聖堂)に向かう。

ハノイ大聖堂は、ハノイ有数の観光スポットのようだが、中には観光客が10名ほどしかいなかった。
前方の椅子に座り、しばし祭壇のマリア様と向き合う。

ハノイ大聖堂だけでなく、タイの寺院とかも同じだけど、宗教施設でのこうゆう時間は、一人旅でしか味わえない。

ハノイ大聖堂内

日が落ちるまでまだ時間があったので、ホアンクムエ湖の中島にあるゴックソン祠(玉山祠)へ行くことにした。
中島へ渡る棲旭橋の手前で、入場料30,000ドン(約150円)を払って中へ入ったが、たいしたことなかった。

ゴックソン祠を出る頃には日も落ち、だんだん周囲が暗くなってきた。

夜の旧市街は、道端のあちらこちらに露店が出て、観光客や地元民のグループが、風呂椅子のような低いプラスチックの椅子に並べて酒を飲んでいる。

夜の旧市街

オイラも混ざって飲みたいと思ったけど、一人で混ざる勇気はなく、横目で眺めながら夜の旧市街をブラついた。

「旅」が終わって

定刻で成田空港へ到着。3泊5日の旅が終了した。
この日程でハーフマラソンを走るのは、やはりハードだった。

冬の日本から常夏の国に到着し、身体が暑さに十分に慣れていない状態で走るハーフマラソンは、かなり辛いことも分かった。

帰宅のスカイライナーの中。
クアラルンプールマラソンに出場するにも、またタイに寄り道して夜遊びするにしても、もっと英語を勉強しないと、そう素直に思った。

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