著書の紹介:英語が苦手なオジサンの海外一人旅

2013年 パタヤ・バンコク(三大寺院ぼっち観光)

タイへ行きたい!

2011年は、パタヤへ行ってマラソンを走ることが目的で、それ以外の事はあまり考えてなかった。
でも一度経験を積み、帰国後に様々な情報が後追いで入ってきちゃうと、あれもこれもと欲が出てしまった。

せっかくタイまで来たのだから、バンコクの有名寺院や世界遺産のアユタヤとかも行きたい。嬢達ともっと仲良くなりたい。
そんなことを悶々と思いながらも、仕事が忙し過ぎて実現できずにいた。

2013年のゴールデンウィーク。一時帰国中のMさんと近所の居酒屋で飲んでいた。
Mさんと2年前の思い出を話しているうちに、溜まっていたモノが抑えきれなくなり、お酒の勢いもあって、今年は絶対にタイに行くぞと高らかに宣言。

オイラの奥さんも、1年以上ヘロヘロになって働いているのを知っているし、しかたないと渋々だけど許してくれた。

こうして二度目のタイ行きが決定した。

深夜便で出国

頑張った自分へのご褒美ってことでタイ行きを決めたものの、仕事は相変わらず忙しい。

そんなオイラが立てたのは、水曜の深夜に出国して翌週の火曜日の早朝に帰国する日程。出国日も帰国日も仕事する日程だ。
ちなみに月曜日が祝日なので、仕事を休むのは木曜と金曜の2日だけに抑えた。

18時過ぎまで仕事をして、一旦帰宅。いそいで身支度をして21時頃に自宅を出発。

今回は、羽田発着の便を利用。羽田の国際線ターミナル(現在の第3ターミナル)は、近くて便利だ。
深夜便なので、チェックインカウンターはガラガラ。時間が余ったのでフードコートで時間を潰して、いよいよ出国。

羽田空港

羽田からタイまでは約6時間半。飛行機は離陸し1時間後に機内食が出る。そして着陸の1時前にも朝食としてお菓子が出る。

午前0時発の便なので機内食は深夜1時ころ、その3時間後には朝食がでる。う~ん、深夜1時の機内食はいらない。もっと寝せて欲しい。

翌早(現地時間7時)にスワンナプーム空港に到着、早朝なので入国審査もあまり待たず、すんなり通過。

税関を通過した後、空港内の荷物預かり所にスーツケースを預ける。
なんかよく分からない質問をされたが、適当に答える。たぶん会話はかみ合っていなかったと思うけど、荷物は預けることができた。

よしっ身軽になった。バンコク市内観光の準備は万全だ!

バンコクの公共交通機関

3度目の訪タイで、初めてのバンコク。

空港からARL(エアポート レール リンク)でバンコク市内へ、パヤータイ駅でBTS(スカイトレイン)に乗り換える。
ARLもBTSも、乗り方は予習済み。さらっと利用できた。
BTSは、乗った時間が通勤・通学の時間帯と重なっていて、結構混んでいた。
日本と同じで、みんなスマホをいじっている。なんかiPhoneが多いな。

サパーンタクシン駅でBTSを降り、サトーン船着場へ。ここから王宮エリアまでチャオプラヤー川を船で行く。

船はけっこう混んでいた。観光客と地元民が半々くらい。お坊さんも数人乗っていた。
料金は乗船後におっさんが人を掻き分けながら船内を回り徴収する。テキトーだ。

ターティアン船着場で船を降りて、対岸への渡し舟に乗る。この渡し舟は、ディズニーランドのトムソーヤ島のいかだに毛が生えたって感じで、流れのあるチャオプラヤー川を横断するには、やや心もとない。

ワット・アルン

もし禁止されていなければ、ワット・アルンの上部に登ることをお勧めする。(オイラが2018年に再訪し時は登塔禁止だった)
そこから眺めるチャオプラヤー川と対岸の王宮エリアの風景は、タイっぽい雰囲気があって好きだ。

ワット・アルンからの眺め

ワット・アルン周辺のお土産屋を散策していると、喉が渇いてきた。
10Bと価格表示されていたミネラルウォーターを買おうとすると、売店のおばちゃんが20Bを請求してくる。「10Bと書いているだろ」と価格表示を指差すと、「あらそうだった、てへぺろ」な感じで、結局10Bで買えた。
こういうところもタイだ。

ワット・ポー

ワット・アルンから対岸に戻り、ワット・ポーへ。入口前には大型の観光バスが並んでいる。
有名な寝釈迦仏を拝観。

寝釈迦仏の足元から延びる廊下には、108個の鉢が並んでいて、そこへ小銭を入れて進んで行く。観光客が沢山いる割には、小銭を入れて歩いている人は少数。
ちなみに小銭は、20Bで買える。両替ではなく買える。

ワット・ポー内部の鉢

ワット・プラケオ

ワット・ポーと王宮は隣接しているけど、王宮の入り口は真反対側。王宮脇を徒歩で移動したが、予想外に遠かった。

王宮に入り、入り口近くの広場で日本のツアー団体を探す。横でガイドの説明を聞こうと思ったけど、日本人の団体がいない。仕方なく単独行動。

入場料は400B(約1,400円)。現地物価からすると超高い。明らかに外国人向け料金設定。ちなみに、ワット・アルンの拝観料は50B、ワット・ポーは15Bだった。

ワット・プラケオ

まずはワット・プラケオを回る。が、正直、あまり印象に残らなかった。オイラは、金(ゴールド)に魅力を感じない人間らしい。
順路を辿って進むと、宮殿前の広場に出る。宮殿周辺の博物館やお土産屋を一通り回って見学終了。

あぁ疲れた。

高速バスを使ってみた

ワンナプーム空港に戻り、預けていたキャリーケースを受け取ろうとすると、システムトラブルがあって、ここでは渡せないから別の場所へ行けと指示される。
ちょっとイラついたけど、別の場所でキャリーケースを受け取る。

空港からパタヤまでの移動手段は、高速バスを予約した。
発車時刻の10分前、「パタヤー、パタヤー」と叫ぶニーチャンについて行き、バスに乗り込む。

2時間弱かけてノースパタヤのバスターミナルに到着。
ここからワンボックスカーに乗り換えてホテルまで送ってもらう。

4~5台並んでいるワンボックスカーの中から、宿泊先ホテルが書いてある紙がフロントガラスに貼られている車を探して乗り込む。数人で相乗り。
荷物は勝手にバスから積み換えてくれる。

バスターミナルを出て20分くらい走ると、運転手がオイラの泊まるホテルの名前を叫びながら車を止める。
降車するのはオイラだけのようだ。セカンドロードの歩道に降ろされ、ワンボックスカーはさっさと走り去って行った。

ホテルへの送迎サービスなのだから、ホテルの前へ降ろしてくれると思っていた。
しかし現実は、いきなり夜の市街へ外国人旅行者を放り出す、なかなかアグレッシブなサービスだった。

少し焦ったが、落ち着いて周囲を見渡し、路地(ソイ)の入口に宿泊するホテルの看板を見つけた。

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